【プロ野球】楽天イーグルスの補強は成功か失敗か【FA・トレード・ドラフト】
こんにちはHALです。
トレード期間も終了し優勝・プレーオフ争いが本格化してきましたね。
この辺りで今季楽天が行った補強(FA・トレード・ドラフト)を振り返ってみたいと思います。
せっかくなので一人ずつ紹介していきます。
鈴木大地 編
結果:ナイス補強!
今回はロッテからFAで加入した鈴木大地について語りたいと思います。
加入した際の売り(アピールポイント)は
- 内野を主として複数ポジションを守れる守備能力
- コンパクトな打撃
- リーダーシップを発揮できる人柄
宮城県内の報道をまとめるとこんな感じ。
実際は・・・
- 守備範囲は決して広くはないが堅実
- 高い得点圏打率
- チームに馴染んでいる。いい人。
1)守備範囲は決して広くはないが堅実
守備面ではドラフトで加入した小深田とポジションも被ることもあって,評価は厳しめ。比較対象の小深田が良すぎるのです。
大地を単体で見れば,守備範囲は決して広くはない(UZR低め)
ただ,堅実性は高いと思います。FC含めたエラーは少なく,獲れるアウトは確実に獲ってくれるのが売りと言えます。
2)高い得点圏打率
7月には得点圏打率驚異の5割。今季は浅村の調子がよく浅村の前で使えば,しっかりランナーを貯める・進める。浅村の後ろなら浅村を返す。
攻撃面で見ればブラッシュが不調の分,大地とロメロで十分カバーできたと言えそうです。
3)チームに馴染んでいる。いい人。
今シーズンのオフに捕手の嶋が移籍したことで正捕手が完全に空白になったわけですが,それと同時に内野手でリーダーシップを発揮できる選手が不在になったことは大きいと思います。
内野で積極的に声を出し,チームとしての方向性を決めることができる選手が入ってくれたのは大きいですね。楽天ファン的にはここ重要!
結論…大地,来てくれてありがとう!
蛇足・・・
見た目よりも足は速くないな…と。三木監督が就任した今シーズンは足を使った野球を展開してきたわけですが,次の塁を狙ったり,果敢に本塁に突入したりという場面は少なかったですね。
楽天ファンは茂木や田中一基,辰巳で足の速い選手の基準が高くなっている可能性も否定できませんが。
それでも複数ポジションを守れる守備と得点圏打率で十分おつりがきますけどね!
以上です。ありがとうございました!